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小規模事業者持続化補助金とは?対象・金額・流れをわかりやすく解説

目的別一次情報 8本
公開 2026/07/19最終確認 2026/07/19執筆 編集部
上限50万円
特例で最大250万円
補助率2/3
締切(記事時点)12月15日
分類目的別ガイド
所管中企庁
最終確認日2026/07/19
出典8本

この記事の要約

小規模事業者持続化補助金を店主向けにやさしく解説。対象になる事業者の条件、上限50万円(特例で最大250万円)の仕組み、対象経費、第20回公募のスケジュール、申請から入金までの流れを公式情報でまとめました。

本文

小さなお店や事業者の「販路開拓」──つまり、お客さんを増やすための取り組みにかかる費用の一部を国が補助してくれる制度が、小規模事業者持続化補助金(通称「持続化補助金」)です。チラシ、ホームページ、新商品開発、設備導入など使い道が広く、個人店が最初に検討すべき補助金といえます。この記事では2026年7月19日時点の公式情報をもとに、対象・金額・流れを整理します。

公募回ごとに条件が見直されます。申請前に公募要領(公式サイトで公開)の最新版を確認してください。

OVERVIEW01どんな制度か──30秒で概要

  • 目的: 小規模事業者が経営計画を自分で作り、商工会・商工会議所の支援を受けながら販路開拓に取り組むのを支援する(中小企業庁の制度)
  • 補助上限: 50万円(特例を使うと最大250万円)
  • 補助率: 2/3(かかった経費の2/3が上限額まで補助される)
  • 方式: 審査・採択式。申請すれば全員が受け取れるものではありません

たとえば75万円の販路開拓費用なら、その2/3の50万円が補助され、自己負担は25万円という計算です(採択された場合)。補助金と助成金の違いや共通の注意点は違いと注意の解説記事にまとめています。

ELIGIBILITY02対象になる事業者

「小規模事業者」の定義は従業員数で決まります。

商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)常時使用する従業員 5人以下
製造業またはそれ以外の業種常時使用する従業員 20人以下

飲食店・美容室・小売店の多くは「5人以下」の区分に当てはまります。自分の業種がどちらの区分か迷う場合は、最寄りの商工会議所・商工会に確認しましょう。業種別の活用パターンは飲食店向けガイド・美容室・サロン向けガイドで解説しています。

AMOUNT03金額の仕組み──基本50万円+2つの特例

基本の補助上限50万円
インボイス特例免税事業者からインボイス発行事業者に登録した事業者は+50万円
賃金引上げ特例従業員1人あたりの給与支給総額が年平均3.0%以上増加した事業者は+150万円
補助率2/3(賃金引上げ特例を使う赤字事業者は3/4)

両方の特例を満たすと、50万+50万+150万=最大250万円です。特例には要件があるため、「うちは使えるか」を公募要領で確認してから計画を立ててください。

EXPENSES04対象になる経費

公式資料に挙げられている対象経費は次の8区分です。

機械装置等費/広報費/ウェブサイト関連費/展示会等出展費/旅費/新商品開発費/借料/委託・外注費

公式の活用事例では、「フリーズドライ製品のパッケージデザインとリーフレット製作」「新原材料に対応した機械装置の導入と海外展示会出展」などが紹介されています。何にでも使えるわけではなく、経営計画に沿った販路開拓経費であることが前提です。

SCHEDULE052026年のスケジュール(第20回公募)

公募要領公開2026年5月27日
申請受付開始2026年11月5日
事業支援計画書(様式4)発行受付締切2026年12月4日(事務局サイト発表)
申請受付締切2026年12月15日 17:00

締切前に商工会議所(または商工会)から「事業支援計画書(様式4)」を発行してもらう工程が挟まるのがこの補助金の特徴です。様式4の発行締切は申請締切より早いので、実質の締切は12月4日と考えて動くのが安全です。

PROCESS06申請から入金までの流れ

  • 商工会議所・商工会に相談(地区によって窓口サイトが分かれています)
  • 経営計画・補助事業計画を作成(主役は事業者自身。窓口の助言を受けられます)
  • GビズIDの取得(電子申請に使うID。取得に時間がかかることがあるため早めに)
  • 様式4の発行を受けて申請
  • 審査 → 採択者決定
  • 交付申請・交付決定 → 補助事業の開始(経費の支出はここから)
  • 実績報告 → 確定検査 → 補助金の請求 → 入金
  • 事業化状況報告(後日のフォローアップ)

大事なポイントは2つ。入金は後払いであること、そして補助事業の開始(発注・支払い)は交付決定後が原則であることです。採択の連絡が来た時点で買い始めてしまう失敗が多いので、順番を守ってください。資金繰りには、商工会議所経由で使える無担保・無保証の「マル経融資」(限度額2,000万円)を組み合わせる方法もあります。

PLANNING07経営計画は自分で書く──採択に近づく考え方

この補助金は「小規模事業者が経営計画を自ら策定する」ことが制度の建て付けに組み込まれています。書類の丸投げは制度の趣旨に合わないだけでなく、審査で見られるのは計画の中身そのものです。書くときの骨組みはシンプルで構いません。

  • 現状: 自分の店の強み・弱み、客層、商圏をありのままに
  • 課題: なぜ今の売上に留まっているのか(例: 新規客との接点がない)
  • 取組: 課題に対して何をするか(例: 予約導線付きHPと初回来店チラシ)
  • 効果: 取組でどの数字がどう変わる見込みか(根拠もセットで)

「課題→取組→効果」が一本の線でつながっているかを、提出前に商工会議所・商工会の窓口で見てもらいましょう。無料で助言を受けられ、そのやり取り自体が様式4の発行にもつながります。

FAQ08よくある質問

Q. 個人事業主でも使えますか?
A. 従業員数の定義を満たせば個人事業主も対象です(詳細条件は公募要領で確認してください)。
Q. 通常枠以外の類型はありますか?
A. 公募回によって創業型などの類型が設けられることがあります。創業型の第4回公募(公募要領 第8版)では、認定市区町村などが実施する「特定創業支援等事業」による支援を受けた日および開業日(設立年月日)が、公募締切時から起算して過去1か年の間であることが要件です。第4回の「過去1か年」の期間は2025年12月15日〜2026年12月15日で、支援を受けた日と開業日の両方がこの期間に入っている必要があります(事務局サイトで確認)。申請時点で開業していない創業予定者(開業届上の開業日が申請日よりも後の場合を含む)は対象外です。第4回の申請受付は2026年11月5日から、締切は2026年12月15日17:00、事業支援計画書(様式4)の発行の受付締切は2026年12月4日です(2026年10月15日に公募要領で確認。予定は変更する場合があります)。一般型との重複申請はできず、一般型通常枠で申請中・採択済み・補助事業を実施した事業者は創業型の対象外です。最新の類型と公募状況は公式サイトと補助金カレンダーで確認してください。
Q. 不採択になったら?
A. 次回公募で再申請できます。審査での指摘を踏まえて計画を磨き直すのが定石です。「やってはいけないこと」は解説記事にまとめています。

EXPERTS09専門家に相談する場合

計画づくりの一次窓口は商工会議所・商工会で、無料です。その上で、申請書類の作成そのものを代行してもらいたい場合は行政書士などの有資格者に、経営計画の質を上げたい場合は中小企業診断士や認定経営革新等支援機関に相談する使い分けがおすすめです。当サイトは申請代行を行いません。

※本記事は情報提供を目的とするもので、採択・受給を保証するものではありません。

出典

確認状況

最終確認日

2026/07/19

執筆

編集部

注意

制度・数字は改正等で変わります。最新の内容はリンク先の公式ページでご確認ください。

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